年間行事

若松神社では一年を通してさまざまな神事やお祭りが行われています。夏祭や秋祭には露店、秋には神輿担ぎなど、賑やかに境内で繰り広げられます。神社の行事は季節の移ろいを感じさせてくれます。是非、一度お越しください。

年間行事

1月

新年の祈祷

新年の祈祷

新しく年を迎え、今年一年を無事息災で清々しい気持ちで安全に過ごすことが出来るよう「家内安全」「身体健全」「厄祓・還暦祓」「合格祈願」「社業繁栄・商売繁盛」「交通安全」「工事安全」を始めとする諸々の新年祈祷を承っております。特に、厄祓は「前厄・本厄・後厄」とあって、男性42歳と女性33歳(年齢は其々数え年)は、厄年の中でも一生の大厄とされています。しかし、厄年であるとともに「年祝い」の年にも当たっております。厄祓祈祷をすることによって、「厄」が転じて「福」となると言う考え方に変ります。また、厄祓祈祷は立春までに済ませるのが良いとされております。

どんと祭「左義長」(15日朝6時~正午)

とんど祭

どんと焼きという名前については諸説あるのですが「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃しながら櫓で火を燃やしたのが、後に訛って「どんと」に変わったという説や、どんどんと燃える様子から名付けられた説などがあります。また、どんと焼きは「左義長(さぎちょう)」と呼ばれますが、これは左義長が平安時代に宮中で青竹を束ねて立て毬状三本を結び、その上に扇子や短冊などを置いて陰陽師が謳い囃しながらこれらを焼いた行事が元となっています。小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り御札・お守り・注連縄(しめなわ)などを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。

※尚、他社の御札や御守りもお預かりしますが、出来るだけ受けられた神社の神様に対し感謝の気持ちをお伝えして、受けられた神社に返納して下さい。お寺の札なども多く見られますが、お寺へ返納をお願いします。

2月

節分祭・豆撒き

節分祭

節分とは本来「季節を分ける」つまりは、「季節の変わり目」のことで、季節が変わる「節目」を意味します。「立春・立夏・立秋・立冬」のそれぞれ前日を指すもので、一年に4回あります。その中でも、厳しい冬の季節を乗り越えた後の「立春」は一年の始まりとして尊ばれ、旧暦で年が改まる日に当たるため、次第に節分といえば、立春の前日を指すようになっていき、現在では「節分」といえば、立春の前日である2月3日前後(年により異なります)になります。新しい一年が始まる前日に、「これから始まる新しい一年が、不幸や災いが無い一年になりますように」との願いを込めて、一年に一度、節分をこの時期に行うのです。
豆撒きの意味は、昔京都に鬼が出て、みんなを困らせていました。その時に神様からのお告げで、豆を鬼の目に投げて退治したという話があります。「鬼=魔」「魔(ま)を滅(め)っする」という言葉から、その年が無病息災で過ごせるようにと豆を撒くようになりました。また年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けも行います。
※ぜんざい接待も行っております。

7月

夏祭

夏祭

夏祭りは半年の無事を「祝い」、災いが起きないように「鎮める」が夏祭りの由来です。これは夏が台風・日照り・疫病などの災害が起きやすい時候との関係があります。有名な京都の「祇園祭」も、もともとは平安期に流行した疫病の原因が、荒ぶる死者によって引き起こさると考えられていたため、行われたのが始まりです。

10月

神輿渡御行事

神輿渡御行事

神輿渡御(みこしとぎょ)とは、正式には神幸祭(しんこうさい)といい、神霊の行幸が行われる神社の祭礼のことです。神幸祭は「神の行幸」の意味で、広義には行幸の全体を、狭義には神社から御旅所などの目的地までの往路の過程を指します。後者の場合は目的地からの神社への復路の過程に還幸祭(かんこうさい)という言葉が用いられます。神幸祭・還幸祭と同じ意味の言葉に渡御祭(とぎょさい)還御祭(かんぎょさい)という言葉があり、渡御祭も広義には行幸(渡御)の全体を指します。御旅所に向う神幸祭のおおまかな流れは下記のとおりです。
①神輿などに神霊を移す神事
②神社から御旅所への渡御
③御旅所での神事や奉納(御旅所祭)
④御旅所から神社への還御
⑤神霊を還す神事

神輿が氏子地域を練り歩くことで人々の 安寧を祈念する祭りの最も重要な祭事です。

秋祭(7日~8日例大祭の祈祷)

秋祭

秋祭は秋の収穫感謝祭。秋ということばは飽食(あきぐひ)の祭りからきているという。春からの農耕を助け稲田を守ってくれた田の神に収穫を感謝し、新穀でつくった神饌(しんせん)、神酒でもてなすのが秋祭である。

11月

七五三詣

七五三詣

七五三とは、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本の年中行事であり、氏神様などで「七五三詣」を行いご報告、感謝、祈願を行う奉告祭のことです。現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土・日・祝日に行うことも多くなっているようです。
3歳・・・男女とも髪を伸ばし始める
”髪置(かみおき)”

5歳・・・男の衣服である袴を着る
”袴着(はかまぎ)”

7歳・・・女の子の着物帯の装い始め
”帯解(おびとき)”

の祝いとして参詣します。
三歳で言葉を理解するようになり、五歳で知恵づき、七歳で乳歯が生え代わるなど、発育してゆく上で病気にもなりやすく、様々な危険を伴う時期なので、健やかな成長を氏神様にお祈りをします。現代的に言えば、子供を思うご両親の愛情表現の行事という意味合いが強くなっています。

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